Column & interview

コラム

BC号航海日誌35 AI執筆事業、第2フェーズへ

キリロム工科大学と進めているAI執筆事業が第2フェーズへと進んできました。

小説創作に用いるのは、AIテクノロジーの中でも自然言語処理に分類されるジャンルです。身近なサービスでは、自動翻訳、AIスピーカー、チャットボットなどで社会実装されています。

これと同じテクノロジーを駆使して、あたかも人間が書いたかのような物語を創作するAIエンジンを開発するのが今回の目的です。

そのためには構造化されたデータを学習させ、幾度となくチューニングを重ねて文章を生成させます。

そのプロセスは、①データ付与②データ分析③解釈④物語の構築⑤物語の詳細の生成⑥文章生成⑦物語の創作と進みます

 小説は時代を超えた普遍的なテーマがいくつかあり、そのバリエーションを時代のニーズに合わせて展開していくことによってヒット作が生まれていきます。

パターン化や最適化は人工知能が最も得意とする分野であり、過去のベストセラーや名作を学習させることで、ヒット作品を効率よく生み出すことが期待できます。 

今回チャレンジするのは以下のジャンルです。

① 夏目漱石や太宰治などの文豪、物故作家が残した作品の「その後」や「続編」
② 3億円事件やグリコ森永事件など、関心の高い事件をテーマにしたフィクション
③ 戦国時代や明治維新など、日本人に好んで読まれる歴史小説の新分野
これらの中から最も質が高く、商業出版の意味のある作品から発表する予定です。

皆さんが読んでみたいのはどんな小説ですか?

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