Column & interview

コラム

BC号航海日誌42『偶然の再会から始まったAI小説』

 AIを始めた経緯について書いています。

 我々の会社では実はAIエンジニアやデータサイエンティストはメンバーに入っていません。開発のスタッフはすべてキリロム工科大学というカンボジアにある大学に委託しています。

 そもそもの始まりは2017年秋に秋葉原で行われていた展示会でした。私は電子出版系の業務の提携先を探しに展示会にでかけたのですが、そこで声をかけてきた女性がいます。
「ちょっと、ちょっと野村さん。ここで何してるの?」
まるで自宅の近くで知人に呼び止められた感じです。
その方とはある勉強会で約1年間ご一緒させていただき、その後もゆるく連絡を取り合う間柄でした。先方も私が起業したことを知らず、私も彼女がキリロム工科大学で働いているとは知りませんでした。

 歌の文句ではありませんが、「あの日、あの時、あの場所で」という、まさにそんなシチュエーションだった訳です。
 数日後、彼女からの伝言を受けて、当社にやってきたのは世界的なコンサルティング会社でのキャリアを捨てて、カンボジアへわたったBさんという超切れ者スタッフでした。

 ここから我々のプロジェクトがスタートしたのです。

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