電子書籍はどんなところがいいのでしょうか。専門家の間ではさまざまなことが議論されてきたようですが、簡単に整理してみます。まずは読者の立場から。
① (おそらく)絶版がない
② 通信環境が整っていれば、いつでもどこでも購入可能
③ 1台のスマホや電子書籍端末で数千冊の作品が収納できる
④ たいていの場合、紙の本より値段が安い
⑤ 検索機能が充実している
⑥ 読み上げ機能がある
では、出版社側からするとどうでしょう。
① 在庫という概念がない。倉庫がいらない
② 印刷や製本、紙の仕入れがいらない
③ PC1台で出版できる
電子書籍はいいこと尽くめのようですが、デメリットも同じくらいあります。
要はお互いがお互いを補完して、新しい表現方法や、ビジネスの仕組みを作り上げていくことが大切なのだと思っています。